【元銀行員が語る】銀行の驚きのルール3選

こんな人向け

 ・銀行で働きたいと考えている人

こんなことがわかるよ

・銀行特有のルール

筆者
筆者

転職してみて、あれって銀行特有のルールだったんだな

ということが結構あったんで今回は3つ紹介します。

筆者の簡単な自己紹介

 大学卒業後(理系)、地元の地方銀行へ新卒で就職

 約4年務めた後、IT業界の会社へ営業として転職し、現在も勤務中

 銀行員時代には成績上位者に与えられる頭取賞を受賞

銀行の特有のルール


銀行特有のルール

①お客様とのやり取りは基本的に電話(メールは原則使用不可)

FAXを一人で送ってはいけない

不定期に持ち物検査がある

順番に説明していきます。


お客様とのやり取りは基本的に電話(メールは原則使用不可)

銀行では原則メールを使用しません。

理由を当時上司に聞いたところ、

個人情報漏洩のリスクがあるから、らしいです。

筆者はたまたま配属2店舗目が法人向けの店舗ということで

特別にメールが使用できました、のですが

メールを使用できない支店が9割です

ではどのようにお客様と日々の訪問予定の調整をしているかというと、

電話です

そのため、訪問予定が確定したら、

すぐに手帳に書き写したりしてました。

メール、チャットの発達した現在では

非常に古風な手法で、今思い返すとぞっとしますが、

銀行では常識でした。

筆者
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しかも大体お客様(社長)の携帯電話に直接かけることになりますので、

電話のタイミングを気にしないといけなかったり、

細かな配慮が求められます。


FAXを一人で送ってはいけない

これも理由は①一緒で

個人情報漏洩の防止のためと当時上司から聞きました。

FAXを送るときは

役席の方にに立ち会って、確認してもらい、OKをもらえたら

FAXの送信ボタンを押せます。

とはいえFAXでお客様とやり取りすることは

営業だとそんなに多くなかったです。

どちらかというと

ローンなどの保証会社や信用調査会社や

銀行の本店の部署へ送ることが多かったです。

ちなみに、送り先が銀行内だろうが

役席の立ち合いは必須です。

筆者
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FAXの確認依頼は、

確認のためだけに役席の人の仕事を止め、

かつ時間をリアルタイムで拘束する必要のある仕事のため

役席の人の顔色を伺いながら

絶妙なタイミングで依頼できるようにしてました。


不定期に持ち物検査がある

銀行には抜き打ちで検査というものがあり、

金融庁や、銀行内の内部監査の部署が行うものがあります。

私が銀行にいた時は、内部監査の部署の検査しか遭遇しなかったですが、

この検査の日にあたってしまうと、

朝、出社と同時に自分の手荷物の中を検査の人に見られます。

これは、そもそも銀行は個人情報漏洩等の観点から、

お客様の資料等の仕事道具を持ち帰るのはNGなので

それらを持ち帰ったりしていないかをチェックされるわけです。

そのため、通勤用のカバンも、

常に人に見られても良いものしか入れないようにしていました。

学校卒業してから手荷物検査を経験するなんて

銀行くらいじゃないでしょうか。

筆者
筆者

ちなみに同期の支店では、検査の結果が芳しくなかったため、

そもそも支店に通勤用のカバンを持ってくるのがNGになり、

スーツにスマホと定期と財布を入れて出勤していました😅笑


まとめ

現在勤務している会社では、どれもあり得ないことでしたので

今振り返るともはや笑い話に近い

良い思い出です。

特殊とはいえこれらの厳格なルールがあったため、

今でも自分で何かを送る際に何度も確認したり

カバンの中は常にきれいにしていたり、

ビジネスマンとして、良い癖がついたかと思います。




…以上です。ここまで読んでいただきましたありがとうございました!

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