こんな人向け
・銀行を受けるかは決めていないけど、銀行の仕事には興味がある就活生
・銀行を受けようと思っている就活生
筆者自身も就活生の時そうだったのですが、
具体的な仕事内容が自身の中で落とし切れていないと、
そもそも受けようとも思えないし、
受けようと思っても、志望動機等が薄くなりがち、、、
本記事を読んで、銀行の志望動機や、入ったらやりたい仕事、
自分のなりたい銀行員像を描くための参考にして下さい😁👍
こんなことがわかるよ
・仕事内容
・苦労話
・やりがい
一般的な仕事内容は銀行の採用ページにも記載があると思いますので
筆者の経験を活かし、②・③の部分を足して記載しますね🙂
筆者の簡単な自己紹介
大学卒業後(理系)、地元の地方銀行へ就職
渉外2年目で成績上位5%の中に入り、成績上位者がもらえる頭取賞を受賞
その翌年、IT業界の会社へ営業として転職し現在も勤務中
仕事内容
前提として、銀行には様々な職種があります。
本記事ではその中でも、渉外の仕事内容を紹介します。
※おそらく新卒で銀行に入った多くの方は渉外を経験することになると思います。
渉外とはざっくり、銀行における営業、という理解をいただければ大丈夫です。
渉外の主な仕事は2つです。
①提案活動
②事務処理作業
順番に説明していきます。
まず、①提案活動についてです。
準備も含めると、一日の8割以上はこの提案活動のために時間を割く、
といっても過言ではありません。
誰に提案を行うかというと、主に法人のお客様、
もっと言うと会社の社長または役員の方です。
※実際には口座をお持ちいただいてる、
会社経営をしていない一般の個人のお客様に提案を行うこともありますが
本記事では割愛します。
何を提案するかというと、ざっくり言うとお金にまつわる提案です。
資金を借りていただく融資や、余っているお金を少しでも増やすための運用、
場合によっては銀行がしている法人サービスなどなど…
(法人サービスは銀行によって多種多様です)
これらを、既存/新規のお客様へ提案して回ります。
そのためにも、日々のお客様との会話との中で
提案の種となるような情報を探っておきます。
・融資の提案
車/設備買い替え資金、新社屋の建設資金…
・運用の提案
余剰資金の運用提案、社長/従業員の退職金の積み立て案内…
・法人サービスの提案
提携先企業のサービス紹介、商談会の案内…
次に、事務処理作業です。
これは皆様が一般的に銀行を利用されるような、
現金の入出金や振り込み、税金の納付等の手続きです。
例えば社長だと忙しく、なかなか銀行に行く時間がなかったりするため、
この事務処理作業のために、お客様から呼ばれることも多々あります。
お客様によっては、毎月月初の月曜日、のように定例的に
アポイントが約束されている場合もあります。
※筆者の場合は事務処理作業のアポは大体、定例的に決まってました!
営業目線では、数字につながる仕事ではないため後ろ向きになりがちですが、
事務処理作業の機会から、提案の種となる情報を見つけられるような会話を
お客様とするように心がけることが大事だと思います。
・現金の入出金
・振込
・税金の納付
苦労したこと
やはり営業として、数字を追い続けることには苦労しました。
銀行はルールが多いため、提案活動の準備から、
お客様に提案内容を合意いただいた後まで
結構な手続き、事務作業があります。
提案活動から実際に成果となるまでに付随する業務が多いため、
これは慣れても苦労しました。
また、数字の管理も厳しく上司・先輩によっては
理不尽な指導を受けることもあるため精神的に疲れます。
それでも毎日お客様の前では明るく笑顔で話すさないといけないので
この切り替えが結構大変でした、、、
やりがい
これはやはり、お客様である社長と会話いただける機会が得られることです。
社長というのは基本的にはやはり人格者であり、
いろんな経験をされてきた方であるため、
少し会話するだけでも非常に学びとなることが多いです。
日々が自分が人として学び、成長できる環境に身をおけるというのは
非常にやりがいにつながりました。
20代前半のサラリーマンがいきなり社長と話せるなんて、
あまりないですからね、、、
そんな社長に、自身の提案を受けていただき、初めて契約をお預かりできた時には
とてもうれしかったです。
まとめ
銀行の仕事は業務負担も多い上に、精神的にも疲れます。
ただ、お客さまである社長とお話できる機会は大変貴重で学びにつながりますので
やりがいはとてもある仕事だと思います。
※個人的には新卒で個人を成長させる場として、まだまだお勧できる就職先だと思ってます。
以上、ここまで読んでいただきましてありがとうございました😄